ChatGPT120%活用術
ChatGPT120%仕事術
ChatGPTビジネス研究会著
ChatGPTの勉強が面白くなって来たので、ChatGPT120%活用術という本を購入して読んでみました。すると、これは結構当たりの本で、ChatGPTに指示を与えるプロンプトの記述の仕方を例題を出しながら詳しく解説されていました。いろいろな活用法を知って、こんなに柔軟な使い方ができるのかと驚きました。テキストの生成や校正、要約、標語やキャッチフレーズの案なども簡単にあっという間に生成されるのでスゴく便利。そして、Microsoft EdgeのBing AI ChatとChatGPTの違いも解説されていたので、勉強になりました。この本を読破後、鉄は熱い内に打てってことで、最新刊のChatGPT120%仕事術も購入して読んでみました。こちらはさらに最新の情報が載っていて、スマフォアプリの使い方などの解説や、その他の生成AIの紹介もありました。中でも第4章16の「ロールプレイで平易な解説を作成する」で、分からない用語や成り立ち、出来事をドラえもんとのび太君の会話形式で説明させるのが、わかりやすい上にちょっと豆知識も挟んで来るのでとても面白く気に入りました。
実際の例
ChatGPT プロンプトに
「Bluetooth」について、ドラえもんとのび太の会話形式で、簡潔にわかりやすく説明してください。
#条件
・概要だけでなく、詳しい部分まで説明する
・ドラえもんは、のび太のことを「のび太君」と呼ぶ
・会話は、2人ともタメ口で話す
と入力し確定すると
ドラえもん: のび太君、Bluetoothって知ってるかい?
のび太: Bluetooth?それって何?
ドラえもん: Bluetoothは、ワイヤレス通信技術のことさ。スマートフォンやヘッドセット、スピーカーなどのデバイスが、ケーブルなしでデータをやり取りできる仕組みを指すんだよ。
のび太: ああ、スマホとかでよく見るやつね。でも、どうしてBluetoothって名前なの?
ドラえもん: それは面白い話なんだ。Bluetoothという名前は、デンマークの王様ハーラル・ブルートゥース(Harald “Bluetooth”)に由来しているんだよ。彼はバイキング時代のデンマークを統一し、異なる部族同士をつなげたように、Bluetooth技術も異なるデバイス同士をつなげることができるから、その名前がついたんだ。
のび太: なるほど、Bluetoothって便利なんだね。
ドラえもん: そうだよ。Bluetoothを使うことで、ワイヤルスなしにデバイス同士を接続できるし、音楽を聞いたり、データを送受信したりするのに便利なんだ。
と出力されます。ChatGPTは意志や感情、思考力があるわけでなく、ただしい文章として確率の高い単語を選んでいるだけだと説明されているのですが、本当は意志や思考力があるのではないかと思ってしまうほど自然な言語が生成されます。このプロンプトにいろいろ知りたい単語を入れてかなり遊んでしまいました。次第に人付き合いが薄くなっていく世の中ですが、とても博学で見識のある優しい知り合いが出来たようで、分からない事が多い自分にはスゴく助かります。もうこの先は、ハサミやノリくらいの感覚で当たり前にAIを活用する時代がくるのかもしれません。
ちなみにChatGPTもたまに間違うもので、たまたま出た例として
「野村克也」について、ドラえもんとのび太の会話形式で、簡潔にわかりやすく説明してください。
#条件
・概要だけでなく、詳しい部分まで説明する
・ドラえもんは、のび太のことを「のび太君」と呼ぶ
・会話は、2人ともタメ口で話す
ChatGPT
のび太: ねえ、ドラえもん、野村克也って誰か知ってる?
ドラえもん: ああ、野村克也だね。彼は有名な野球選手だよ。日本のプロ野球で活躍した人さ。
のび太: そうなんだ。もっと詳しく教えて!
ドラえもん: 野村克也は1960年代から1980年代にかけて、読売ジャイアンツ(巨人)というプロ野球チームでプレーしていたよ。彼は捕手としてプレーし、強力なバッティングと堅守が特徴だったんだ。
のび太: すごいな!それだけじゃないんでしょ?
ドラえもん: そうだよ。野村克也は選手生活の後、監督としても成功し、巨人や千葉ロッテマリーンズを指導して日本シリーズを何度も制覇したんだ。
のび太: すごい実績だね。でも、今は何してるの?
ドラえもん: 現在は野球解説者としてテレビなどで野球の試合を解説しているよ。野村克也は日本の野球界で伝説的な存在として尊敬されているんだ。
のび太: なるほど、野村克也は日本の野球のレジェンドなんだね。ありがとう、ドラえもん!
て、いうのがありました。ただ毎回答えが変わるので同じ間違いをするかはわかりません。でも、博学な人だってたまには間違えるので、しゃ〜ない事かもしれません。