私のお気に入り
目次
おすすめの自己啓発&生き方の本
おすすめ小説・ラノベ
おすすめ実用書&歴史の本
おすすめ勉強の本
おすすめ漫画
おすすめ映画・アニメ
おすすめ自己啓発&生き方の本
頭がよくなる本
東大名誉教授 竹内均著
自己啓発、勉強法なら竹内均先生。20数年前、効率的な勉強法とかトラブルの少ない生き方とかに興味が沸いて、この手の本何十冊も読みましたが、まともな事を書いている本って竹内均先生と下の浅見帆帆子先生の本しかありませんでした。著者の言うとおり勉強法って本当にとんぷくの様な即効性のある方法ってありません。うまずたゆまず努力して着実に積み重ねていくしかない。そして著者は、自己啓発、自己実現するには「勤勉、正直、感謝」が必要と訴えていて、読んだ当時はそんなものかな~っと思っていましたが、歳をとるにつれてそういう生き方でないと絶対成功しないと痛感。
あなたは絶対!運がいい
浅見帆帆子著
生き方の本の中では最高の本。
20数年前くらいの自分って絶不調で、何をやっても上手く行かず悩んでばかりいましたが、この本を読んで「自分の周りに起こる、良いことも、悪いことも全て自分の精神レベル相応のことしか起きない」って知り、「あぁなんだ、俺の精神レベルが低かったからか…」と納得。つとめて本通り「プラスの思考」「プラスの行い」(他人に感謝する、一日一善、仕事の勉強頑張るとか…)を実践したら本当に良いことばかり起きるようになりました。今でも再版されているので、もしも生き方で悩んでいる方は是非読んでみて下さい。
チーズはどこへ消えた?
スペンサー・ジョンソン著
人間幸せになると、安心しきって努力を忘れてしまいます。でもチーズ(現状とか幸せ)って常に変化していて、突然今までの方法が通用しなくなったり、チーズ(幸せ)そのものが無くなってしまったりする事がある。その時に勇気を持って変化、冒険しようという本。自分は今上手く行っている方だけど、そのチーズ(幸せ)も何年もつかわからないし、努力して足して行かないとすぐ無くなってしまう。努力って毎日していると本当に小さなパワーで済みますが、突然チーズが無くなってから努力しようとすると相当なパワーが必要になります。チーズ(幸せ)がある内に努力しよう。
しかくいこころがまるくなる心理学
平成心理療法研究会著
ものの見方は色即是空で、見る立場を変えると物の見方も変わる。人は、今まで生きてきた経験だけでしか判断できなくなるが、意外と逆や、その他の選択肢を取った方が上手くいくってこともあります。1つの見方のみに縛られて、1つの方策ややり方だけに固執してしまわないことです。この世の事象について、特定の意味や価値観にとらわれていない人を「オールマイティーマン」と呼ぶ。
生きがいの創造
飯田 史彦著
この著書によると人の生まれ変わりというものは、すでに科学で証明されており、生まれた当初はその記憶が鮮明に残っているらしい。そして、近親者は生まれ変わってもやっぱり似たような近い関係に生まれ変わり、それぞれ前世で出来なかった課題を克服するために生まれ変わるそうです。読み始めは、にわかに信用できそうにない気分だったのですが、最後まで読むとやっぱり生まれ変わりを信じてみたくなりました。死んで終わりと恐れたり、他人が亡くなって無になり悲しんだりするよりも、魂というものが永遠だと信じて、死んでも次の人生がある、身内が亡くなっても何時までも身近で見守ってくれると信じて生きた方が人生なんて楽しいことか。まさに生きがいを創造できる本。
開き直りのすすめ
竹内 健一著
会社の読書コーナーに展示してあった本。凄く読みやすく良い本でした。この本読んで開き直りが良いと分かっても開き直れないのが世の常で、簡単に開き直れるなら人間悩みなんかありません。でもでも、人生50年振りかえってみてみると、開き直れず悩んでいる時って、もし失敗したらどうしようとか、物欲に負けたら破産するとか、さも重大な事の様に悩み決断がつかず苦しみますが、意外と決意して開き直って行動したら、そんなに重大な損失や失敗も無く、逆に開き直って良かったって思う事ばかりです。普段から開き直り過ぎて破産寸前の人は反省した方が良いけれど、こういう本に興味持って悩んでいる人の悩みって、本当はたいしたことでないのかも。この本自体を読まなくても、タイトルだけでも何度も読み返し開き直りが良いと自分に言い聞かせるだけでも十分。
おすすめ小説・ラノベ
ハリー・ポッター
J・K・ローリング著
1巻を初めて見たときは、ルビだらけで「小学生向きだな、編集大変そう…」とあまり大きな期待は無かったのですが、読み進めるうちにどんどんはまってしまいました。最初はこの世界観をイメージするのが大変だったのですが、後半になるほど展開が早くなり話に引き込まれ、あっという間に終わってしまったという感じです。個人的にはアズカバンの囚人が一番面白かったです。
蹴りたい背中
綿谷 りさ著
20歳で芥川賞を受賞した作品とはどんなものか興味が沸き買ってみました。読んでみて、やっぱり凡人と感性、発想力が違う事を痛感してしまいました。蜷川がやけに自分とダブって非常に怖い。金平ひとみさんの蛇にピアスも読みましたが綿矢さんの方が安心して読めます。蛇にピアスは非常に痛い。調子にのって金平ひとみさんのアッシュベイビーまで読みましたが、これは酷かった。子供には読ませられない本で期待していたのにがっかりしました。
ホームレス中学生
田村 裕著
人気のある本はとりあえず読んでみようっていう事で購入。予想よりも無茶面白く、最後はホロッと来ましたよ。俺って貧乏だと思っていたけど、甘かった…。田村さんの人柄がよかったから助かったけど、俺だったら野垂れ死にしていたな(^_^;)水清ければ月宿るで、穏やかな心の持ち主は、ピンチになっても神仏に助けられるものだと思います。
ダ・ヴィンチ・コード
ダン・ブラウン著
発売当初から興味があったのですが、高くてなかなか買えなかったダ・ヴィンチ・コード。Amazonで古本を購入したけど送料でたいした変わらん出費だった。読んでみて、ハラハラドキドキしてほんと面白かった。ただ分からん漢字が結構あって辞書調べながらでないと読めん。象嵌細工とか壁龕なんて出合った事が無い。面白くって最後まで必死になって読んだけど、最後は睡魔で意識がもうろうとして「あれ聖杯って結局なに?」っていう結果に…。でもDVDを見て、あぁ納得。原作を読んだ方が絶対面白いけど、2時間で終わるDVDの方がお気楽でいいかも。
世界の中心で、愛をさけぶ
片山 恭一著
愛のテーマの本は気恥ずかしくって、あまり読めないのですが、あまりに人気があるので購入。でも内容は誠実で切ない話で共感を持てた。変な小説的な発想のどんでん返しもなく、真面目な恋愛小説で良かった。本を読んだ後、中古でDVDも購入。DVDの最後に流れる平井堅の「瞳を閉じて」を聞くと、そりゃ~みんな泣くわ…。本もDVDもまた読んでみたり鑑賞してみたりしたい作品。
コインロッカー・ベイビーズ
村上 龍著
高校時代の国語の先生が「最近読んで面白かった」と紹介してくれた小説。何も考えず買って読んでみると本当に面白かった。それまでは読書という習慣があまりなかったのですが、その後結構小説を読むようになった切っ掛けになった作品。20歳くらいまでに50冊以上不分別に一気に読みあさりました。その時代に読んだ本で、もう1度読もうと残してある本の1冊です。
ソフィーの世界
ヨースタン・ゴルデル著
会社の先輩の全快祝いの図書券で購入した本。その頃は薄い本ばかり買っていたのですが、奮発して一番厚い本をチョイス。読んでみると内容が濃く結構面白かったです。結末は「小説的な発想」で「?」っていう気分なりましたが、学生には読ませたい良い本です。
容疑者Xの献身
東野 圭吾著
結末は単純な事でしたが、全然読めなかった。推理好きにはなかなか良い本。テレビで映画版は見たけれど、結末を知っていたせいかう~ん?って感じ。でもガリレオはテレビドラマの方が面白いような気がする。
【合本版】とある魔術の禁書目録 全24冊収録
鎌池和馬著 キャラクター:灰村キヨタカ
人口の8割が科学に寄る超能力開発のカリキュラムを受けている学生で構成された『学園都市』で、超能力レベル0だけれど右手に“異能の力ならなんでも打ち消す”『幻想殺し』イマジンブレーカーを宿す上条当麻が、超能力者や外部の魔術師などが引き起こす数々のトラブルに巻き込まれながらも、右手一本で解決していく話しです。アニメから入ったのですが、省略されているエピソードも多数あり、1回原作のラノベも読んでみたいなとコミックシーモアで検索をかけたら、“旧約”シリーズと呼ばれる全24冊が1冊になったこの合本に出合いました。それもその時丁度半額セール中で、これはチャンスだと思い毎月もらえる「実用書・小説20%OFFクーポン」を使って購入。購入した時のポイントはポイント3倍キャンペーンの時にチャージしたポイントだったので、定価が13,860pt/15,246円(税込)だった本が3000円強で買えてこれはラッキー。iPadで読むと文字も大きく鮮明で、活字の本から遠ざかっていましたが、これなら読めるかも。追記:1年くらい掛けて24冊分なんとか読み終わりました。アニメで削られたエピソードや設定が沢山あって凄く楽しめました。主人公の上条当麻が、敵との能力差がなんぼあっても信念で立ち向かっていく姿が格好いい。ただ24冊読み終わっても、新約シリーズ22巻と創約シリーズと続いていくので、完全に読み終わるのはまだ数年先かも。
無職転生
理不尽な孫の手著 シロタカ画
学生時代にいじめに遭い引き籠もりニートになってしまった主人公は、父親の葬儀の時に家族から追い出され、街でトラックにひかれそうになった女子高校生の身代わりになって死亡する。そして彼は中世ファンタジー風の異世界の赤子として転生し、この世界では逃げずにしっかり本気をだしてやりなおそうと決意します。ここから大冒険譚が始まります。アニメを先に視聴したのですが、作画とシナリオが優秀で2期23話放送されましたが、これがとても面白く思わず原作のラノベも購入。現時点で25巻発刊されていますが、アニメ化部分の6巻分を一気に読み進めました。アニメを見た後にラノベ版を読むとキャラクターの声や風貌、性格がイメージしやすいですし、カットされたエピソードも読むことが出来てとても良かったです。最初はなんでもアニメを見て、原作の漫画かラノベを楽しむのが通かもしれません。でも、ラノベの続きは、アニメの3期を待つか、すぐに読んでしまうかは悩みどころ。
おすすめ実用書&歴史の本
逆説の日本史
井沢 元彦著
最初はちょっとした現代歴史教育の批判なのかなって思って読み始めたのですが、全然違いました。今まで学校で習っていた歴史って、全てが勘違いでないのかって思えるほど井沢さんの説の方が正しく思えます。歴史書の中では一番面白い本だと思いますので機会があったらご一読を。結構本当の歴史を知ると、現代のやっている事も見えてくるものだと実感しました。聖徳太子が唱えた和の精神が未だに日本人の価値観に影響を与えているなんて凄い。
年収300万円時代を 生き抜く経済学
森永 卓郎著
今の時代高収入を夢見て転職を繰り返しても逆に下がるだけ。それよりも身の丈ほどの生活に生活水準をリストラすれば、今の日本楽しいことが沢山あるよと書いてありました。読んだ当初はあまり上ばかり見なくても幸せってあるものだと思っていましたが、いろいろ経験して見て、でもやっぱり現状に満足しないで上へ上へと高い目標を目指して努力しないと、人生下がるばっかりだなと悟った。
追記、あれから10年経ちましたが、おっちゃんも40歳を超えてみてみると、確かに今から突然お金持ちになるなんてなさそうな感じで、上ばかり見てもやっぱり不毛で、こういう不景気な時代に適応して生きるのがよさそうだ。でも若い人は頑張った方が絶対いいよ。
心理戦で絶対負けない本
伊藤 明+内藤誼人著
この手のビジネス書ってあんまし良い本がない。でも、この本は非常に分かりやすく内容が整理されていているので理解しやすかった。交渉の3大テクニックとかを知ると、あぁあの営業さんや店員さんってこういうテクニックを応用して話術を展開して居るんだなって分かるようになった。このテクニックあまり多用して企むと信用失うけど、交渉事にはこのテクニックをスパイスとして使うと上手くいくよ。
あるある大辞典
番組スタッフ編
納豆の事件で番組が無くなってしまった情報バラエティーあるある大事典の本。8巻まで持っています。信憑性が低くはなってしまったけど、このシリーズの本に代わる、健康、食物の栄養や効果の分かりやすい本ってあんまりありません。このシリーズの本はすごく図解が分かりやすくためになるので、たまに読み直して勉強しています。これも一生残せるシリーズ本だな。
歴史漫画は 横山光輝先生
30歳過ぎてから歴史に興味が湧いて、歴史小説を探したのですがなかなか良い本が見つからない…。その後ぶらぶら本屋を見て回っていたら、丁度横山光輝先生の歴史漫画が文庫本サイズで再版されていて、毎週1、2冊のペースで購入。購入し始めると、三国志、殷周伝説、史記、項羽と劉邦、水滸伝、徳川家康、織田信長、豊臣秀吉、伊達正宗…と結構種類が豊富で読みたかった歴史の本が全部あったって感じ。
教科書的な歴史の本読むよりも、横山先生の漫画を読んだ方が時代背景や人間模様、歴代武将の苦悩とかが良く分かって面白かったです。
三國志なんかを読むと、主君のあり方、部下のあり方なんかも分かり、現代社会でも応用が利くな~と為になりましたよ。是非お勧めの歴史漫画です。
おすすめ勉強の本
英文法のトリセツ
阿川 イチロヲ著
英語の解説本って難しく理解しがたい物の様な気がしていたのですが、このシリーズの本は全編会話口調で、基本の基本から丁寧に解説してくれている。ちょっと途中で挫折しそうになると、必ずそれを見越していたかのように、復習や、もっと深い解説があるので非常に分かりやすかったです。田舎の学校では現在進行形は「be動詞 」+「動詞」+ ing形で現しますよ~ってくらいの説明しかなかったのですが、なぜbe動詞が入るのか?ingは動詞なの?とか疑問だった事がズバッと解説してくれて、あっさり理解。動詞にingを付けるともう動詞でなく形容詞扱になり、英語の文書には必ず1個動詞が必要なためbe動詞を付加するって理由があったのか~ってちょっと感激。そんな目から鱗の解説が最後まで続きます。凄く分かりやすいのでこれから英語を学びたい学生や、大人になって再トライしたい人に絶対お勧め。3冊でているので、是非読んでみて下さい。
えいご漬け
任天堂
番外♪ えいご漬けもなかなか良い感じ。でも英語の第一歩目としてやるのにはちょっとむずいかも。中学英単語の復習にやるのにはグッド!
やり始めた最初の頃は全然進まなかったのですが、最近ゲームとして遊べる程度になってきました。ドラゴンボールのカリンの塔の様に登れば登るほど知らず知らずに鍛えられるそんな感じかな?
就寝前にちょっと暇つぶししたいときに最適なゲームになりました。
できる100ワザ WordPress
ホシナカズキ できるシリーズ編集部
WordPressの本は数冊買いましたが、最初の本はテーマを1からコーディングするような内容で半分読んで挫折…。でもこの本は、サーバーの契約、WordPressのインストール、お勧めのサイト初期設定、投稿の仕方、編集、お勧めのプラグインと管理の方法など、初心者に優しく、そして実践的な内容で一番分かりやすかったです。この本通りやって自分のブログサイトを作ってしましました。Ver4.xの本なので、今のVer5.xとは投稿画面などが変わり、戸惑ったところもありますが、プラグインなどを入れたら使いやすくなり助かりました。これからWordPress始めたい方にはお勧めの一冊です。
スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版
狩野祐東著
昔、ホームページを勉強していた時はHTML4.01時代で、CSSていう物もあったのですが、まだまだどちらかというとテーブルを駆使してレイアウトするような時代でした。だから最近のHTML5.0に疎かったのですが、丁度この本が電子書籍で半額セールなのを見つけて購入して勉強しなおしてみたら、凄くわかりやすい本で良かったです。この本を実践しながら読めば、誰でも基本的なHPの形が作れてHTMLとCSSの基本が身につく良い本だと思います。CSSだけでこんなにHPの内容をカスタマイズ出来るのだと知ってためになりました。早速、WordPressのHPを改造してみましたよ。HP作成に興味のある方は是非ご一読を。
OneNote全事典
株式会社インサイトイメージ できるシリーズ編集部著
このMicrosoft社製OneNoteっていうソフト、無料で使えて凄く便利で使いやすい。この本と他に数冊買って勉強したのですが、WindowsとiPad間でクラウドを使ってデータが共有でき、自宅のPCで調べて編集して、外出先でiPadを使って確認したり、メモや備忘録、ToDo表に使ったり、手続きの書類や関連HPの情報をまとめたり、パスワードもかけられるのでプライベートな情報も編集して外出先で参照出来て、これはほんと便利物。本を読んで勉強するときもOneNoteにまとめて整理すると、検索して再確認しやすく、ただ読むより理解力も上がります。このOneNoteとWord、Excel、Outlook、EdgeをiPadにインストールして使う事で、自宅のWindows10と連携できて、パソコンの使い方の幅が広がりました。それもiPadのソフトは全部無料でお財布にも優しくGoodです。
いちばんやさしいJimdoの教本
赤間公太郎 浅木輝美 永野英二 共著
ホームページ作成サービス「Jimdo(ジンドゥー)」の解説書。丁寧なチュートリアル形式の解説で、使用素材は出版社サイトから無料でダウンロードできるため、本の通り忠実に勉強ができ、最後は今風のWebサイトが完成します。でも、もう一歩カスタマイズして自由に作ろうとするとCSSの知識は必要なため、別にCSSの勉強は必要かも。それと、Jimdoの無料版はサーバー容量が500MBと少なめだから、がっちりブログをやろうと思うなら有料版(複数ありますが、Pro版なら月965円)かWordPressを検討した方がいいかもしれません。
WordPress魔法のレシピ
今井剛著
WordPressを使ってブログやHPを作成する方法を解説した本です。コミックシーモアの新刊コーナーでたまたま目を引いて購入したのですが、当たりでした。今まで理解してなかった謎の部分が、全部解説してありました。これを見てさっそくブログを改造。凄く役に立ち助かりました。テーマを1からコーディングするような方で無く、自分で自由にブログをやりたいっていう人には打って付け。上の「できる100ワザWordPress」と合わせて読めば、WordPressの基本はもうばっちりでしょう。
CLIP STUDIO PAINT PRO 公式ガイドブック
株式会社セルシス著
CLIP STUDIO PAINT 必携 困ったときに開く疑問解消のためのヒント集
平井太朗著
学生時分は絵を描くのが好きで、ただ闇雲に描きあさり結局なんの成果も無く止めてしまっていたのですが、iPadを買って、CLIP STUDIO PAINTっていうソフトを試してみると絵を描く楽しさがまた沸いてきました。パソコンに付ける板のタブレットも昔買ったのですが、どうも描く場所と、見る場所が違うと描いている気がしなかったのと、何かとラグがあったり、ドライバーが古くなったりとトラブルが多くってすぐ止めてしまっていました。でも、iPadとCLIP STUDIO PAINTの組み合わせなら、なんか描いていて楽しいみたいです。でも生きた線が描けないのと想像力が無いのでオリジナルの絵なんて全然描けないのですが、漫画などの画像を線画扱いにして色を塗る「塗り絵」だけなら、自分にもなんとか出来て結構楽しい。CLIP STUDIO PAINTの本は何冊も買って読みあさりましたが、上の紹介する本が結構為になりました。ただ本当に絵の勉強したい人はとにかく片っ端から本買って読んでみるのをお勧めします。その後、iPadが漫画でパンパンになってしまったのでiPad Proを購入。その結果、印刷解像度で自由で快適に塗り絵が出来るようになりました。ただローンがきつい!!
おすすめ漫画
ONE PIECE
尾田 栄一郎作
海賊王を目指す少年ルフィーが、三刀流の剣士ゾロ、航海士のナミ、狙撃手ウソップ、コックのサンジ、船医のチョッパー、考古学者のロビンなどの仲間と共に、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探す海洋冒険ロマン。バギー海賊団編のテレビ放送を見てからはまって読んでいます。ルフィーの悪魔の実の能力が何故ゴムなのだと思っていましたが、もの凄い計算上そうなっているのだと感心。キャラクターが増えても、それぞれのキャラの個性が余すことなく生かされ活き活きと表現されている。全体のストーリーも最終話まで尾田さんの頭中には全てできあがっているのだろうな~と感心して読んでいます。アローン一味編ではウルっときました。漫画でウルっと来たのは初めてだ。
NARUTO
岸本 斉史作
忍者の国「木ノ葉隠れの里」を襲って来た強力な尾獣「九尾」を体に封印された「うずまきナルト」が、仲間の忍び達と競い助け合いながら強大な敵と戦っていくお話し。最初はトーナメント戦で始終話が終わるのかと思っていましたが、結構深い話で面白い。終盤は、伏線がどんどん回収されて謎が解明されていきますが、よく作者がここまで我慢して連載してきたな~って感心。写輪眼の設定も奥が深く、連載が続くかどうかも分からない最初の段階でここまで構想を練っていたって凄い。俺だったらすぐネタばらししちゃいそ~。
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN
安彦 良和作
小学3年生くらいにはまったガンダムが、キャラクターデザインの安彦良和先生の作品として復活。アニメでは放送できなかった、深い物語の設定が丁寧に書かれて、予想通り再アニメ化もされて、いつか視聴するのが楽しみに。安彦良和さんの画風は主人公も脇役も表現多彩で好感が持てる。最近のアニメのキャラクターデザインって目と髪の色が違うだけで全部同じジャンって事が多く感情移入できん。
DEATH NOTE
原作:大場つぐみ・作画:小畑健作
秀才高校生の夜神月(やがみ・ライト)はある日、死神「リューク」がワザと落とした「デスノート」を拾い、自分の正義のために世界中の犯罪者の名前を書き記して殺害していく。その夜神と対峙する名探偵「L」らの警察と繰り広げられる知能戦ストーリー。連載されている週刊ジャンプを読まないので、全く内容を知らず読み始めたデスノート。でも勘は当たって面白かった。どんどん登場人物が亡くなっていくのでどうなるのかとハラハラ。お気に入りのL(エル)も途中で死んでしまうし…。でも、最後の結末には妥当で満足できました。なんかデスノートって本当にあるかもね。
あした天気になあれ
ちば てつや作
中学生のゴルフ練習生だった向太陽君が、プロテストを受験し史上最年少でプロゴルファーに合格。その後、様々な難コースやライバルとのしのぎを削る試合を重ね、全英オープンゴルフに出場を果たすストーリーです。中学生時代にマガジンに連載されていた当時は、ゴルフなんて全く興味が無く読み飛ばしていたんですが、同僚が会社に持ってきた時に読んでみて、無茶苦茶面白くってはまりました。その後自分で再版されていたのを全巻購入。この漫画を読んだ後、パークゴルフをやると無茶苦茶はまる。楽しさ倍増~。ティーショットの時には密かに心の中で「チャーシューメン!」って言っていました。
のだめカンタービレ
二ノ宮 知子作
エリート音大生千秋真一は、ピアノの勉強と共に指揮者を目指していたものの、飛行機恐怖症、船舶恐怖症のため留学できず、日本国内で低迷し焦りを強く感じていました。そんな時にゴミ部屋に住んで奇妙でずぼらですが、ピアノに独創的な才能を持っている野田恵(愛称:のだめ)と出会い、再び音楽としっかり向き合い、のだめと共に音楽家として成長するお話です。ドラマの1話、2話を見て、これは面白いと思い原作を購入。クラシックなんて知らないのですが、漫画だけ読んでも音楽が実際に聞こえてきそうな感じがいい。原作を読むと、ドラマの配役も絶妙だと感動し、2倍面白かった…。
ドラゴン桜
三田 紀房作
弁護士「桜木建二」は、経営不振の私立龍山高等学校の再建を請け負い、落ちこぼれ高校を5年後に東大合格者100人を目指す進学校に改革することに。そのために個性溢れる優秀な教師を集め、受験テクニックや勉強法を教えていくストーリーです。まぁどだい努力しても東大生とは脳の仕組みが違うから、やり方をちょっと工夫しても到底叶わない、無理、無理。でも、この漫画が言うように、小さな時から物事に興味を持って、毎日、勉強や調べる習慣を持つと言うことは非常に大切な事だと思います。そして勉強とは続けてみると楽しい物だと言うことを、全巻通して示唆している本です。毎日行う小さな勉強の習慣、それが人生最大の宝物になると思いますよ。
YAWARA!
浦沢 直樹作
柔道家の家に生まれた猪熊柔は、祖父に秘密の特訓を受けてその柔道センスを磨くものの、柔道家よりも普通の女学生として生きたいと願う。しかし、ある日、歩道でひったくり犯を巴投げで倒した時に、新聞記者の松田にスクープされてから柔道家としての道を歩んで行く事に…。俺的に名作中の名作。話の展開もラストまで練り込まれていて最後まで楽しめました。そして浦沢さんの作画は脇役、老人、子供までよくデザインされていて、本当に絵の上手い人だと憧れてしまいます。これはほんと★5つの作品です。
弱虫ペダル
渡辺 航作
毎週千葉から秋葉まで90kmをママチャリで通う、アニメ好きオタク少年「小野田坂道」君が、同級生の今泉君や、鳴子君にロードレースでのクライマーの才能を見いだされ自転車競技部に入部する事に。ここからロードレースの激闘が始まる。テレビ放送時は、まだアニメ見る習慣がなくスルーしましたが、HULUに契約した時に試しに見てみたこの作品が凄い面白くアニメ好きが覚醒してしまいました。2回3回観てもまだ面白く漫画も全巻買って読んでもなお面白い。真面目なレース展開の中にもプッと笑える要素もあって楽しいし、普通は自転車を描くのが面倒で敬遠されがちなネタですがしっかり描けていて作画技術も凄い。ロードレース漫画の金字塔で間違い無い。
進撃の巨人
諫山 創作
人類は、人間を捕食する「巨人」に襲われて、その生活圏内を、巨大な三重の城壁に囲まれた狭い空間に限定し辛うじて経済や文化を維持してきました。そして時が過ぎるにつれ、壁外の世界がどんなものなのかも忘れ去られ常に巨人の襲撃に恐怖しながら生活して来ましたが、ある時、超大型巨人と鎧の巨人によって城壁が一部破壊され巨人の侵入を許し百年保たれていた平穏が崩れ始める。アニメの第1話を見て、あまりにグロくって見るのを止めてしまいましたが、やっぱ興味があってHULUでじっくり見直したら、あら?面白い。よく練られたストーリーだし、戦闘シーンも迫力がある。そして、伏線の回収も変に先延ばしせず回収していくので、話のテンポがよく、作品に引き込まれてなかなかの秀逸。すごっ。
3月のライオン
羽海野 チカ作
幼い頃に家族を失った桐山零は、将棋の内弟子として養育された家から自立しようと、15歳でプロ棋士になり、1人暮らしを始める。棋士としての悩み、師匠の実子の姉弟との悩み、学生生活の悩みと、沢山の悩みや葛藤で苦しみながらも、ある時介抱されて助けられた川本家との付き合いや、同じ棋士達、担任教師の助力によって、次第に生きる道や場所を見つけ始めるお話。アニメ放送を見始めた時は、どこへ向かって行くストーリーなのかつかめず、そんなに評価しなかったのですが、だんだん面白くなって来てアニメ放送が終わった後、原作漫画買って読み切ってしまった。意外や面白く、気づいたら将棋漫画で無く恋愛漫画に変わっていた。はて?結末はどんなストーリーになるだろう。
君に届け
椎名 軽穂作
何の前情報もなく、dアニメストアでたまたま目を引いて見始めたら、あら凄く面白い!! 超爽やかキャラの風早くんが、陰気なキャラの黒沼爽子さんに思いを寄せるもののその気持ちがなかなか届かない話しですが、アニメの編集が上手すぎてもう少し見たいっていうところで次回に続き、気づいたら最終話まで見てしまったわ。その後、漫画も全巻購入し読破。いや~しかし、爽子さんのハイスペック設定もさることながら、風早くんの爽やかな性格、生き方をみると、これくらい人間爽やかで無いと駄目だなと、自分の学生時代と比較して反省してしまった。絶対お勧めの作品。
からかい上手の高木さん
山本 崇一朗作
いつも同級生の高木さんにからかわれている西片君が、いつか仕返ししようと企むもののいつも返り討ちにあってからかわれるお話ですが、端からみるとただ「イチャついている」だけにしか見えない青春ラブコメ漫画です。凄く簡単な漫画で、読みやすくサクサク何の苦労もせず読めるのでお気楽でいい。話しも、微妙にプッってくる内容が続くので、肩に力入れず読める良い漫画です。
恋は雨上がりのように
眉月 じゅん作
45歳バツイチ子持ち(母方預かり)のアルバイト先の店長を好きになった女子高生の話…。なかなか好感を持てる話しの展開で面白いですが、結末を想像すると一歩間違えれば犯罪になってしまうかもしれないところで、さぁ~どうなる?と思って最終巻まで読んでみたら、店長の終始大人の対応に、なかなか出来ん事だと驚いた。最終巻は波風無くスッと終わってしまってちょっと残念でしたが、なかなかの面白い作品でした。
聲の形
大今 良時作
主人公が、小学生時代に難聴の少女をいじめてしまった過去を後悔し、新しい関係を結びたいと努力するお話でした。考えると自分も学生時代は主人公と同じで「相手の立場になって考える思いやり」っていうキーワードがなく、簡単に人を傷つける事が多かったので、自分と主人公がすごくダブって反省してしまいました。なかなか難しいテーマに取り組んだ貴重な漫画で、漫画の世界が広がった感じ。アニメ映画も良い出来映えでした。
ゴールデンカムイ
野田 サトル作
日露戦争後の明治の終わりに北海道へ帰還した元軍人「不死身の杉本」と、アイヌの少女「アシリパ」さんが、アイヌから奪った金塊のありかを示す刺青を彫った囚人達を探すストーリーですが、舞台が北海道各地、目的地が網走監獄と身近な話しだったので興味深くて面白いです。アイヌの習慣や食に関する情報も豊富で勉強になるし、北海道の自然を描いた背景も精細で美しく、内容・作画ともクオリティーが高い作品になっています。網走には漫画で描かれた網走監獄をそのまま保存している網走監獄博物館があるので、是非観光に来たときは立ち寄ってみて下さい。
コウノドリ
鈴ノ木ユウ作
産科医鴻鳥サクラ先生が、小さい命の誕生と死に向き合いながら産科医として奮闘する物語です。 姉が帰省したときに暇つぶしに読んで貰おうと買った漫画ですが、読んで見ると想像よりも面白く自分が夢中になって読みあさってしまいました。出産っていう限定されたテーマの漫画ですが、話しが尽きず25巻まで発刊されています。創作されたお話ですが、必ずハッピーエンドになるとは限らず、どんなに手を尽くしても亡くなってしまう赤ちゃんもいて、じわっじわっと涙腺が緩むわ。出産って簡単な事でないのだな~っと知り、母親に感謝してしまった。これは万人にお勧めできる良い漫画です。
青の祓魔師
加藤和恵作
悪魔(サタン)の落とし子「奥村燐」少年が、魔神の侵食から世界を守るため「祓魔師(エクソシスト)」となるべく仲間と協力しながら切磋琢磨するお話ですが、ストーリーも重厚でよく練られ、さらに作画、背景も緻密で丁寧に描かれていて、作者、スタッフの努力と愛を感じる作品です。アニメも2期まで制作されていますが、まだまだ話しの序盤で次回作が作られるのを楽しみに待っています。
甘々と稲妻
雨隠ギド作
妻を亡くした高校教師犬塚先生が、お花見で偶然出会った教え子の「小鳥」ちゃんに料理を教わりながら、ひとり娘「つむぎ」ちゃんの子育てに奮闘するお話です。幼稚園児だったつむぎちゃんも最終話では大学生になり、その成長とともに犬塚先生も小鳥ちゃんもそれぞれ大人として成長することができました。最後まで心温まるストーリーで良かったです。
ゆるキャン△
あfろ原作
冬の山梨に引っ越してきた女子高生「なでしこ」は、富士山を見に出かけた先で寝てしまい気づいた時には夜になって道に迷っていたら、ソロキャンプをしていた少女「リン」と出会い助けられます。そして、2人で夜の富士山を見てキャンプの楽しさに目覚めるお話です。ゆるくキャンプを楽しもうっていうテーマですが、この漫画でキャンプを始めた人が沢山いるそうです。話しの内容的には、LINEのメッセージのやりとりが工夫がされていて面白く、こういう風に楽しむ物なのかとキャンプの情報と共に勉強になりました。
七つの大罪
鈴木央作
逆賊としてリオネス王国から追われた〈七つの大罪〉「憤怒の罪」団長メリオダス、「嫉妬の罪」巨人族のディアンヌ、「強欲の罪」アンデッドのバン、「怠惰の罪」妖精王のキング、「色欲の罪」人形のゴウセル、「暴食の罪」魔法使いマーリン、「傲慢の罪」太陽の恩寵エスカノールの7人と、リオネス王国第三王女のエリザベス、自称「残飯処理騎士」豚のホーク達が失われた仲間と力、そして名誉を取り戻しながら強力な魔神族と戦うファンタジーストーリー。作画と話しの構想が、初期からぶれず安定感のある良い作品です。そして41巻で見事完結!終わった~って思ったら、続編の「黙示録の四騎士」が連載スタート。まだまだ続く。
この美術部には問題がある!
いみぎむる作
とある中学校の美術部で、普通に美術に取り組む「宇佐美」さん、そして宇佐美さんがちょっと気にしている「理想の二次元嫁」を描く事しか興味が無い「内巻」君、昼寝ばかりの部長と、謎の部員「コレット」さんが、引き起こす美術部コメディー漫画。全編AdobeのPhotoshopとペンタブレットで作成されたデジタル漫画で、タブレットで読むと凄く線が精細で綺麗です。Photoshopだけでこんなに綺麗に描けるものなのかと感心してしまいます。内容も安定感がある面白さで、お勧めです。
ちはやふる
末次由紀作
小学6年生の綾瀬千早(ちはや)は、転校生の綿谷新(あらた)くんから競技カルタの面白さと奥の深さを教えられ、同級生の真島太一(たいち)くんと共に、競技カルタの団体戦にも出場。しかし小学校卒業と共にバラバラになってしまった3人ですが、高校入学とともに、またカルタで繋がるようになる。競技カルタに情熱を燃やす青春と純愛ストーリー。カルタといえども、もの凄い暗記力と忘却力、戦略と駆け引き、耳の感じの良さ(カルタ用語で聴力の良さの意味)、反射神経、長時間の試合に耐えられる集中力と体力が必要で、凄まじくハードな競技と知り驚いた。女性向け雑誌の漫画ですが、男性でも無理なく読める良い漫画なのでお勧めです。
鬼滅の刃
吾峠呼世晴作
大正時代、炭の販売をしながら山奥で慎ましく生活していた竈門(かまど)一家でしたが、長男の炭治郎が留守中に、人を襲いその血をすする「鬼」に襲われて皆殺しにされてしまいます。炭治郎が帰宅後、辛うじて生きていた妹の禰豆子(ねずこ)は鬼に変貌していました。炭治郎は鬼への復讐と、禰豆子を人間に戻す方法を探すために2人で下山し、厳しい修行をして鬼狩りの鬼殺隊へ入隊。そして、鬼との激しい戦いが始まります。原作の漫画を愛読してたのですが、この度アニメ化されて、そのクオリティーが凄い。終盤はあまりに出来が良すぎて感涙してしまいました。漫画もアニメもお勧めの作品。
さんかれあ
はっとりみつる作
ゾンビ映画が大好きな高校生「降谷千紘」(ふるや・ちひろ)は、事故死したペットのために古文書から蘇生薬を作る実験を繰り返していたが、そこで出会った清楚可憐なお嬢様、「散華礼弥」(さんか・れあ)の協力で蘇生薬の制作に成功する。しかし、礼弥はそれが毒の代わりになると思い込み、今の束縛された生活から逃れるために持ち帰った薬を飲んで自殺を試みるが効果が無く次の日目覚めてしまう。そして家を出た礼弥は、父親に見つかりその振るった鞭で崖から転落死してしまうが、蘇生薬の効果のおかげでゾンビとして生き返り千紘の保護の下、ゾンビっ娘生活を始めるお話です。全11巻とそんなに長編で無く、画力、構成力も高いため、凄く読みやすい良い漫画でした。本来死というダークなテーマの話しですが、ゾンビっ子生活を礼弥本人が明るく前向きに受け入れていたので、これはこれで良い話なのかなと思います。結構おすすめの作品です。
さよなら私のクラマー
新川直司作
川口伊刈(いかり)中学校3年サッカー部員の周防(すおう)すみれは、ウイングとして圧倒的な才能を持つものの、他の部員に恵まれず何も成し遂げる事無く最後の夏が終わる。その才能を惜しんだライバル曽志崎緑(そしざき・みどり)は周防を誘い、共に蕨青南(わらびせいなん)高校に進学することを決める。「ワラビーズ」と揶揄される弱小チームでしたが、一人ぼっちで頑張る2年生の田勢(たせ)部長や、中学時代男子サッカー部に所属していた恩田希(おんだのぞみ)と、元日本代表の能見奈緒子コーチも加わり、日本女子サッカーの新たなステージが始まる物語です。サッカー漫画ですが、変に漫画っぽく無く現実に近い真面目なスポーツ漫画で、フォーメーションや戦術・作戦を重視するストーリーです。大人気漫画の四月は君の嘘の作者でもあり、ストーリー展開、画力が飛び抜けて素晴らしく面白い。デスクトップパソコンで電子書籍を見開きで表示するととても綺麗で感動。アニメ化、映画化が決まりこの先さらに期待と思ったら連載終了。まだまだ話が膨らみそうだったのに残念です。
魔入りました!入間くん
西修作
お金に目がくらんだ両親によって悪魔サリバンに売り渡された入間くんは、悪魔に恐怖するものの意外や孫として溺愛され大切にされる。悪魔学校「バビルス」に通う事にもなるが、そこで出会った悪魔達との数々のトラブルを克服し、次第に仲間を増やし悪魔としてのランクも上がって、学園生活を楽しむようになっていくストーリーです。アニメから入りましたが、漫画を購入して読んでみると、ストーリー展開、コマ割りが単純で読みやすい漫画で楽しく読めました。どんなトラブルに遭遇しても最終的には「参りました!入間くん」となる展開が痛快で楽しく良い漫画で、是非おすすめ。
BEASTARS
板垣巴留作
肉食獣と草食獣が擬人化された世界で、それぞれの動物たちが平和に共存する社会を作り生活していましたが、中高一貫全寮制のチェリートン学園で、アルパカのテムが何者かに食殺される事件が起き平和な学園生活にヒビが入ります。テムと同じ演劇部員だったハイイロオオカミの少年レゴシは周囲から疑いをかけられましたが誠実な行動で疑いを晴らすことが出来ました。しかし、ある夜に1匹の雌ウサギのハルと遭遇し、衝動的に抱きしめて捕食本能が発動仕掛けてしまい、レゴシはひどい自己嫌悪に陥ります。肉食と、草食の本能や食習慣の違いによる共存の難しさに葛藤するお話です。ハイイロオオカミのレゴシくんと、ドワーフ種のウサギのハルちゃんとの恋愛ストーリーですが、それがなかなか大変な関係で、一筋縄にいかず、この恋の行方はどうなるでしょう。是非おすすめ。そして見事完結!一抹の不安は残るもののハッピーエンド?で終わりました。
事情を知らない転校生がグイグイくる。
川村拓 作
クラスメイトから「死神」とからかわれている小学女児の西村さん。なぜそう呼ばれるようになったのか事情を知らない転校生の高田君は、「なんてカッコイイあだ名なんだ!」とうらやましがる。「高田君も私に近づかない方がいいよ「呪い」がうつるらしいから」「何それかっけぇー」「私に近づいたりタッチしたりすると感染する死の呪いなんだって」「死の呪い!?そんな凶悪な物を小学生が!いいな」「ぜ…全然よくないよ…皆に無視されるし」「そ…そんなに威力が…!?いいなぁ僕も欲しい」「なっなんで!?」「だって死神かっこいいし…」「いやいや軽くいじめられるだけだからね!?避けられたりしてさ!!」「それほどまでに恐れられるパワー!!」「パワー!?」「西村さんにタッチしていい?」「は!?なんで!?呪いかどうとか言われてからかわれるよ!?」「言われたい」「言われたいの!? 死神の仲間だ~みたいなこと皆に言われるよ…?」「うん!いいよ!」「わ…私と仲良くしていると思われたらもっとひどいこと言われるかも…」「いいよむしろ言われたいから。だからもっと西村さんと仲良くなりたい」と、からかわれて孤立していた西村さんの友達になる高田君。この漫画を読むとこんな発想の転換があったのかと勉強になります。全体的に心が温まるストーリーなので、是非お勧め。
じゃりン子チエ 新訂版
はるき悦巳
仕事もせず博打に明け暮れる父親のテツに代わりホルモン屋を切り盛りする永遠の小学5年生チエちゃんが逆境にもめげず、周りの大人達の騒動に巻き込まれながらもたくましく生きていくお話。若い頃に見たアニメの再放送が面白く、その後漫画をほぼ全巻揃えたのですが、厚い漫画で場所を取り泣く泣く古本屋へ売却。でも、また読んでみたいな~と思っていたところ、コミックシーモアで値引きセールがあり、1巻から30巻まで1冊90円に値引きされていて、これはチャンスと開き直って購入。特に前半が思い出深く面白かったので丁度良いセールで助かりました。dアニメでアニメも1期2期配信されているので、そちらもお勧め。
蜘蛛ですが、なにか?
作家:馬場翁 輝竜司 漫画:かかし朝浩
女子高生だった「私」が、ある日の授業中光に覆われて、突然ファンタジーRPGの様な異世界ダンジョンに転生してしまう。それも、なぜか「私」は弱小の蜘蛛の子として生まれ代わっていた。普通は落ち込んだり、逆境に逃げてしまったりするものですが、根っからのプラス思考と、現世ではもう逃げないと誓いを立てて、格上のモンスター達と格闘して数々のスキルを獲得しながら強くなっていくお話です。スキル上げ中心の構成ですが、これがなかなか上手くはまっていて面白い。「邪眼」という眼に宿すスキルが効果によって複数あるのですが、蜘蛛ゆえに目が8個あるって言うことで同時に8種類も使用できる特典が。原作のラノベ、そして漫画、アニメとあるのでお好きな方をどうぞ。
化物語
原作 西尾維新 作画 大暮維人
化物語は、日本の田舎町を舞台に高校生の阿良々木暦が「怪異(かいい)」に関わった少女達と出会い、その怪異にまつわる事件を解決していく物語のシリーズ物。原作がラノベで、アニメ化にもなり、今度は週刊少年マガジンでコミカライズもされました。一番最初に「化物語」に触れたのはこの週刊少年マガジンのコミカライズ版でしたが、数話読んだだけでは話の意味が分からず断念。でも、アニメをじっくり見たらその面白さにはまり、再度漫画を読み直すと面白さ倍増。それに作画の「大暮維人」先生の絵が超美麗で、こんな絵トレースしても描けやしない。1コマ1コマが芸術品。読めば読むほど面白くなっていくので是非読んでみてください。
青春エール
河原和音作
小野つばさは、小学生の頃見た甲子園でのトランペットの熱奏に心惹かれ、自分も甲子園でトランペットを吹いて応援したいと願い、吹奏楽の名門・白翔高校に入学し吹奏楽部に入部する。しかし、素人だった小野は、周りとの実力の差が埋まらずに、なかなか演奏メンバーに選ばれない。しかし、入学式の時に出合った甲子園を目指している山田大介君に何度も励まされ、努力の結果次第に周りから認められるようになっていく。さぁ小野さんと山田君の夢は叶うのか?というお話でしたが、凄い自分たちの夢に向かって純粋にそしてひたむきに努力していく話の展開にとても感銘を受け、感動しました。3年間というと短い様ですが、高校の3年間は人生の中では普通の何倍もの価値がある時間だったなと思います。叶う叶わないは別として精一杯頑張るっていう習慣や精神は絶対その後の人生でも必要になっていくと思います。良い漫画でした。
スキップとローファー
作:高松美咲
石川県の田舎の中学校を卒業した岩倉美津未は、T大に入り将来官僚になって過疎地対策に関わりたいという高い目標掲げて東京の進学校に入学する。しかし、初日から道に迷い完璧な学校生活への夢が1日目から崩れ去りそうに…。その時、偶然出会った同級生になる志摩聡介と出会い難事をなんとか乗り越える事ができました。最初は、都会で育つ少しドライな同級生達と考え方や心の温度差に距離感があったのですが、田舎暮らしでのびのび真っ直ぐ育った未津未に逆に周りが感化されて心を開き仲の良い友達が増えて行くストーリーです。特別大きなイベントも事件も起きないハートフルな学園ストーリーですが、読んでいて安定感と安心感のある良いお話でとても良いです。アニメも秀一で人気があり、賞もたくさん頂いている作品なので是非ご一読を。
おすすめ映画・アニメ
ハンコック
ウイル・スミス主演
”不死身”で何千年も生きている、地球上でただ一人の男ジョン・ハンコック。
彼は超人的なパワーで悪を倒し、街を守るヒーローのはずだった…。
僕の彼女はサイボーグ
綾瀬はるか主演
バトル系の話しかと思ったら、凄いいい話でびっくり。最後までよく練られたストーリーでCGの手抜きもなく、綾瀬はるかの演技もいい。全てがプロっていう感じを受けた秀逸の作品。是非お勧め。
世界の中心で愛をさけぶ
大沢たかお、柴崎コウ、長沢まさみ、森山未來、山崎努出演
小説も良いけど、DVDもいい。必ず泣ける。
ハウルの動く城
宮崎駿監督
ダイジェストの様に話しが進むのでついて行けない様な話しも聞きましたが、文字だけの小説から、よくここまで想像しアニメとして表現したな~って思います。宮崎監督、ジブリの力ってすごい!
ウルトラマン
円谷プロ制作
ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムとシリーズ物はいろいろありますが、おっちゃんはなんでも1stが好きなタイプ。ウルトラマンシリーズにはいろいろな宇宙人が出てきますが、初代バルタン星人を超える宇宙人って出てきませんね。
トップをねらえ
GAINAX制作
人に自慢できるほどアニメ好きでもなかったのですが、30年前くらいに見たこの「トップをねらえ」がえらい面白くて、その当時販売していたLD版(レーザーディスク版)を購入~。永久保存版と思ったものの、時代の流れでLDが廃れて見られなくなったのですが、TSUTAYAに行ったら偶然中古のDVD全3巻が売っているのに遭遇し、いや~ラッキーと即購入。本当の永久保存版に。でも最近はネット配信もあってDVDも必要なくなったかな。
マスク
ジム・キャリー主演
なかなか映画見ても、2度見たいって思うものって少ないのですが、このマスクっていう映画だけはツボにはまって、何度も見たいと思うし、何度見ても面白い。なかなかの良作。どうも恋愛ものよりコメディー、SFアクション映画が好きみたい。
hitchcock
高校時代偶然、ヒッチコック特集をTVで見て、うわ~すげ~面白い~。もっと見た~いと思ったものの、就職してレンタルビデオを探しても田舎のレンタルショップには1作も置いておらず、えらいがっかりした。でもその後ネット時代になってAmazon通販が可能になり、DVDBOXを開き直って購入~。娯楽飽和の時代でなかなか何度も見直せないのですが、これ結構な宝物。
四月は君の嘘
新川 直司原作
放送はじめは、恋愛物は苦手だな~と思って、あまり気が進まなかったのですが、第1話見てみると、これは凄いと感動してしまった。ピアノの演奏と手の動きが完璧に同期しているし、キャラクターの構図、バランスも変な手抜き感もミスもなく自然とアニメーションさせている。音楽自体も話しの設定通りにアレンジされて完璧に再現されていて、凄い力入っている作品でした。ストーリーも秀逸で最後まで見入って楽しめました。アニメーションの作画技術ってこんなにレベルアップしているのだ~と驚いてしまった。是非お勧めの作品です。
ヤマノススメ
しろ原作
内気で消極的な女子高生「雪村あおい」さんを高校で再会した友人「倉上ひなた」さんが山登りに誘い、山登りをする事でその内気で消極的な性格を改善させようというお話です。最終的に序盤に失敗した富士山登頂の再チャレンジを目指します。でも、このアニメの凄いところは、変な暴力も無いし悪い人もいない無害で子供にも安心して見られる良い話しってところです。1話15分編成でサクサク見終われるのもお勧めです。
とある魔術の禁書目録(インデックス)
原作:鎌池和馬 キャラクター原案:灰村キヨタカ
人口の8割が科学に寄る超能力開発のカリキュラムを受けている学生で構成された『学園都市』で、超能力レベル0だけれど右手に“異能の力ならなんでも打ち消す”『幻想殺し』イマジンブレーカーを宿す上条当麻が、超能力者や外部の魔術師などが引き起こす数々のトラブルに巻き込まれながらも、右手一本で解決していく話しです。内容はちょっと難しく、そして人の死や障害が残るような怪我も多い話しですが非常に面白いです。第3期までアニメ化されていて1期2期24話、3期26話もあるので見応えもありお勧めです。
とある科学の超電磁砲(レールガン)
原作:鎌池和馬 キャラクター原案:はいむらきよたか
とある魔術の禁書目録の外伝で、学園都市に7人しか居ない超能力レベル5の中学生「御坂美琴」サイドのストーリーです。2期、各24話アニメ化されていますが、こちらの作品の方が分かりやすく、残虐性も低くなっていて視聴しやすかったです。禁書目録のストーリーの補完にもなっていて、この作品を見ると、禁書目録がさらに面白くなります。アニメは第3期まで放映されましたが、ますます面白くなってきたのでこれからも注目の作品。
響け!ユーフォニアム
武田綾乃原作
北宇治高校吹奏楽部は近年コンクールで実績を残せず低迷していたのですが、新任顧問の滝先生の下、全国大会出場を目指し部員全員が奮闘するお話です。技術的悩みや、恋愛の悩み、上級生との確執などありましたが、最後は全部員団結しコンクールに望みます。いや~でも、自分の学生時代を振り返っても、どんな部活もたった数年で全国の大会で競えるほど力を付けて結果を残すって凄い事だと思います。それこそ若き青春のパワーが無いと叶えられない。そんなパワーを感じられる作品です。1期、2期、劇場版と制作されて、アニメ版だけ視聴しましたが、凄く良い話しだったのでお勧めです。
Re:ゼロから始める異世界生活
長月達平原作
異世界に召喚された普通の高校生「ナツキ・スバル」は、そこで出会ったハーフエルフの少女「エミリア」の力になりたいと「死に戻り」という魔女の呪いの力を借りて、何度も絶命しながらも基点となる場面から死に戻りしてやり直し、一つずつ危機を乗り越えながら話しが進んで行く話しです。しかし、ナツキ君の能力が異世界としては「ほぼ無能力」で敵との能力差があまりにあり、常に無謀な挑戦が続くので先が見えない話しが続き面白いです。ただ中盤になると、ナツキ君の過信や奢りが際立ってちょっと気分が悪くなる展開になりますが、それを乗り越えていったら、また面白くなっていくので諦めず見てください。
ワンパンマン
原作:ONE・漫画連載:村田雄介
趣味でヒーローをしているサイタマは、地道なトレーニングの結果最強の力を手に入れて、どんな強敵もワンパンチで倒していくお話です。その地道なトレーニングとは「腕立て伏せ100回」「上体起こし100回」「スクワット100回」「ランニング10km」これを毎日続ける事らしい。努力は毎日続ける事が大切だと子供に教えてくれる作品ですね。アニメはアクションシーンが躍動感に溢れて良くできていて芸術の域。
惡の華
押見修造原作
ボードレール著「惡の華」を愛する、読書好きの少年春日高男君は、入学当初から好きだった佐伯奈々子さんの体操着を、はずみで持ち帰ってしまい、それをこっそり見ていた仲村佐和さんに脅迫されて、自分が守っていた心の皮を次第にはがされていくお話です。原作はもっと幼く漫画っぽい作画なのですが、アニメ版は実写映像をトレースしたロトスコープという技法で制作された作品で、最初は不気味な印象だったのですが、この暗く、重苦しいストーリーなら、確かにこのリアルな作画が異常にマッチして良かったと思います。1クール12話では話しが全部入りきらず第1部完と未完で終わってしまったので、機会があったら原作の漫画を買って最後まで読んでみようと思います。本当の実写版の映画も公開されたので、そちらも注目。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
大森藤ノ原作
迷宮都市オラリオで、英雄を目指す駆け出し冒険者「ベル・クラネル」は、女神「ヘスティア」のファミリアに入団。構成員がベルくん1人だけの弱小ファミリアでしたが、いくつかの困難を乗り越え、次第に仲間を増やしながら心も体も絆も強くなっていくストーリーです。タイトルを見た時は、もっとコメディーぽいストーリーかな~と思ったのですが、結構真面目な冒険物のストーリーで面白かったです。シリーズ2まで制作されていて、外伝の「ソード・オラトリア」もありますが、まだまだベルくんの成長に伸び代がありそうなのでこれからも楽しみな作品。
ぼくらの
鬼頭莫宏原作
夏休みを利用して自然学校にやってきた15人の少年少女は、そこで出会ったココペリと名乗る男とゲームと称して契約を結ぶ。後で知った契約の内容とは一人ずつ巨大ロボットを操縦し同じく地球に出現する巨大ロボットと戦うことで、それに負けると地球が消滅し、勝っても操縦者は自分の生命力を使ってロボットを動かすため死んでしまうというもの。子供達は、戦闘を通じてこのゲームの真の目的を知り始めるというストーリー。SFもののようで実はヒューマンドラマに近いお話で、一人一人の境遇や死生観を丁寧に表現されていて、みな死と向き合いながらそれぞれの目的を見いだして戦っていく話しでした。オープニングソングは話しが進むにつれてもの悲しい気分にもなり秀逸でした。視聴して損がない良い作品です。
けいおん!
かきふらい原作 京都アニメーション制作
部員がゼロになり廃部寸前だった私立桜が丘女子高等学校「軽音部」に新入生の田井中律(ドラム担当)が発起人になり、幼なじみの秋山澪(ベース担当)を強引に入部させ、合唱部と間違って見学に来た琴吹紬(キーボード担当)も勧誘に成功。そして、軽音部を軽い音楽の部と勘違いした楽器初心者の平沢唯(ギター担当)も入部することが出来て、廃部を逃れる事が出来ました。そして4人でバンド「放課後ティータイム」を結成し、活動を行います。2年目からは中野梓も加わり賑やかになりました。活動のほとんどがティータイムで終わる部活でしたが、大会では本気を出して見事な演奏を披露します。アニメでは、律、澪、紬、唯の高校卒業までを描きますが、漫画の原作は大学生編があるので将来またアニメ化されないか期待。
化物語
原作西尾維新 制作シャフト
化物語は、日本の田舎町を舞台に高校生の阿良々木暦が「怪異(かいい)」に関わった少女達と出会い、その怪異にまつわる事件を解決していく物語のシリーズ物。何作も制作されていますが、話の展開が必ずしも古い順番からでなく、時間が進んだり戻ったりを繰り返しますが、全部見終わってやっと話がつながり状況が理解出来る様になるお話です。そのため第1作目の「化物語」を見たときは、状況が分からず自分には向いてないな~と思ったのですが、見続ける内に面白くなって夢中で最後まで見てしまいました。特に映画版の「傷物語」が秀逸で、dアニメストアでこれだけ有料作品でお金がかかりましたが、この物語の最初の核となる内容だったのでとても面白かったです。アニメは暦の高校卒業まで描かれましたが、原作はまだまだあるので、これからも期待の作品。
ハイキュー!!
古舘春一作
日向翔陽少年は、テレビで見た「小さな巨人」を称される高校バレーのエースに憧れバレーを始めるが、環境や指導者に恵まれず中学3年の夏、天才セッターの影山率いる北川第一中に惨敗。その悔しさをバネに高校では「打倒影山」を目指し「烏野高校排球部」に入部するが、そこには宿敵「影山飛雄」の姿が。常にいがみ合う二人だったが、日向の高い運動神経とバネ、そして影山の正確なトス裁きで、トスを見ずに打つ「変人速攻」を完成させ全国を目指す。スポーツモノは自分が鈍くさいので得意とせずあまり見たり読んだりしない分野でしたが、dアニメで1stを視聴してみると、バレーでこんなに面白い展開が作れるんだ!と感動して最後まで視聴しました。てっきりこれが3年生分続くと思ったのですが、原作の漫画では省略されて終わってしまったのが残念。でも、スポーツ好きでもスポーツが好きでなくても、とても楽しく視聴できる作品ですので、是非見てください。
デキる猫は今日も憂鬱
原作:山田ヒツジ
雪の降る夜にベンチの下で凍えていた黒い子猫をOLの福沢幸来(ふくざわ さく)が拾い、自分の名前(福沢)にちなんで諭吉と名付けて育てる事に。ただ、幸来は仕事はデキるが日常の生活スキルはほぼゼロのダメ女子で、見るに見かねた諭吉が部屋の片付けや、食事などの家事を手助けするようになり、日々幸来のために努力しているうちに巨大な「デキる猫」に成長しました。そして、幸来の生活に欠かせない存在となります。うんな馬鹿な~!と言う設定ですが、出来の悪い主人に愛想が尽きそうになるも、助けてもらった恩義を忘れなかったり、ダメな人をほっとけない性分の諭吉がほんと優秀で性格が良く優しくて愛らしいです。誰もが心のどこかで憧れるペットかも。幸来にとっても、もうただのペットでなく、親友、家族以上の存在になっています。アニメを見て、原作の漫画も欲しくなったのですが、価格が非常に高かったので断念。でも、アニメ2期でも出来たら是非見たい作品です。
江戸前エルフ
原作:樋口彰彦
400年前戦後時代の家康に召喚されたエルフのエルダは、長寿のため現代まで生き残り、東京都にある高耳神社のご神体として祀られていました。そのエルダのお世話係の巫(かんなぎ)として高校生の小金井 小糸(こがねい こいと)が仕える事に。しかし、崇高な神様と言うよりは、引きこもりでオタク趣味のダメエルフのエルダに振り回され続ける日常ストーリーです。アニメから入りましたが、OPの出来が凄く良くお気に入りの楽曲になりました。演出も良く、エルダのやる気がなく、世間から少し遠ざかりたい雰囲気がよく表されて良かったです。原作の漫画も購入して読破しました。ただ、連載中だった雑誌が休刊になりどうなるのかと思いましたが、無事移籍した様で良かったです。本編でたまに入る、江戸時代の豆知識もなかなか興味深いので、どうぞ皆様も鑑賞してみてください。